2023.04.24 犬との外出やアウトドアで気を付けるべき注意点について│愛犬と楽しくお出かけしたい方必見!
季節はすっかり春を迎え、お花見やBBQなど、愛犬とお出かけする機会が増えてきた飼い主様もいらっしゃるのではないでしょうか。
犬との外出やアウトドアは、ペットの心身の健康を保つ上で非常に重要です。
スキンシップを取りつつ、運動不足やストレス解消にも繋がる一方で、注意点もたくさんあります。
本記事では、犬との外出やアウトドアで気をつけなければいけないポイントについて解説します。
犬を連れて外出やアウトドアをする際のマナーと注意点
犬を連れて外出する際には、周りに迷惑をかけないようにしなければなりません。
また、周りには犬が苦手な人もいるということをしっかり理解してアウトドアや外出を行うようにしましょう。
以下に留意すべきマナーと注意点を解説していきます。
近隣の人に近づかないようにする
飼い主様は、しっかりとリードをつなぎ、愛犬が近隣の人に近づかないように対策しましょう。
犬が苦手な人もいますし、もし怪我をさせてしまうと大変です。
トラブルの原因になるので、犬の行動範囲は制限して目を離さないように心がけてください。
排泄は適切な場所でさせる
人の目につかないところで排泄させるようにしましょう。
また、後始末は必ず行ってください。排尿した場所も水で洗い流しておくと良いでしょう。
抜け毛が飛ばないように注意する
抜け毛が多い犬種や毛の長い犬種は、抜け毛が飛ばないように注意しましょう。
事前にブラッシングをしておくか、服を着させておくと安心です。
また、抜けた毛は袋に入れて飛ばないように心がけましょう。
抜け毛の注意点についての記事はこちら
犬に人間の食べ物を与えない
犬に人間の食べ物を与えないことは下痢や嘔吐、中毒を防ぐためには大切です。
BBQなどで脂身が豊富な牛肉を食べてしまうと、膵炎、下痢、嘔吐などの消化器疾患になる場合があります。
また、玉ねぎなどの中毒性物質は与えないように注意しましょう。
犬や猫が食べてはいけないもの記事はこちら
ゴミの誤食に注意
プラスチックゴミや食べ物の匂いがついた容器などは、犬に近づけないようにしましょう。
間違って食べてしまった際は、動物病院を受診する必要があります。
野生生物との接触に注意
蛇や蜂などの毒性を持つ生物に接触しないように注意しましょう。
また、その他の野生動物と接触して感染症にかかる恐れもあるため、愛犬から目を離さないようにしてください。
犬を連れての外出やアウトドアで事前に行っておくべきこと
犬を連れて外出やアウトドアに行く場合には事前に下記のようなことを行っておくと良いでしょう。
順に解説していきます。
ワクチン接種を行う
混合ワクチンと狂犬病ワクチンは必ず接種しておきましょう。
感染症を予防するだけでなく、もしも、人間を傷つけてしまった場合に狂犬病接種を行っていないとトラブルの原因になりますので注意してください。
混合ワクチンについての記事はこちら
ノミ、ダニ、フィラリアの予防はしっかり行う
外部の環境は、ノミ、ダニ、フィラリアなどの外部寄生虫がたくさんいます。
そのため、普段から、毎月1回のノミダニ予防やフィラリア予防はしっかりと行って感染を防ぐようにしましょう。
フィラリア予防についての記事はこちら
近くの動物病院を確認しておく
何かあったときにすぐに病院に行けるよう、近くの動物病院と診療時間を把握しておきましょう。
アウトドアや外出中は、トラブルが起きやすいので、記録しておくと安心です。
最低限のしつけを行う
無駄吠えや噛み癖などがある状況でアウトドアや外出を行うことはおすすめできません。
他の人に不快感を与えたり、危険な思いをさせてしまったりする可能性があります。
飼い主様は、最低限のしつけを行い他人に迷惑がかからないように心がけましょう。
しつけについての記事はこちら
まとめ
本記事では、犬と外出やアウトドアを行う際に気をつけるべきポイントについて解説してきました。
アウトドアや外出では、他人に迷惑をかけることや、感染症やトラブルに巻き込まれることも想定されます。
飼い主様は、こうしたトラブルを避けられるように、しっかりと事前準備を行いマナーを守って行動するようにしてください。
茨城県下妻市・筑西市・八千代町を中心に診察を行う 稲川動物病院
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